【業界別DX最前線】シリーズでは、
業界別で今まさに業務効率化に奮闘されている方の事例をご紹介していきます!
第2回目は、飲食業界!
今回は、事業拡大に伴う人手不足を「採用」or「RPA」で悩まれたお客様のお話です!
ぜひご一読ください。
◇コロナによる環境変化
今回お話を伺ったのは飲食事業(ラーメン店)を本業とされる導入企業様の担当者で、
まさにコロナによるダメージが直撃した業界です。
もともと店舗での販売が中心の事業ということもあり、売り上げが減少していました。
そこで打開策としてネット通販事業を強化することとなりました。
◇人手が足りないならRPAでカバー
以前よりネット通販事業を行っていたそうですが、専任のスタッフはおらず、
他の仕事をしている方が兼務で担当していたそうです。
兼務での業務に加えて、ネット通販事業の業務が細かいこともあり、
ミスも発生していたとのことで、いざネット通販事業を強化しようとなりましたが、
そこに投入できる人材が不足していることが課題となっていました。
そこで考えたのが
「新しく人を雇うより、ロボにやらせればいいのではないか」
という発想でした。
そのような発想に至った理由をお聞きしたところ、
「新規採用して、研修して、仕事の内容を先輩がチェックして、
それでも場合によってはせっかく仕事を覚えてもらったのに退職してしまった・・」
といった採用や人材育成コストを考えたら、
「ロボに覚えてもらって仕事をしてもらった方がトータルではコストが安くなるのでは」
と判断したとのことでした。
◇ロボはミスをしない、退職しない
作成ロボの一例です。
①通販サイトから受注データを抽出
②商品のお届け希望日ごとにCSVデータを作成する
③物流用のクラウドシステムに商品の「出荷指示」を登録する
これらの業務一つ一つは単純作業の組み合わせとのことですが、
人が行っていた時は入力ミスやそもそも作業することを忘れてしまう等、
細かいミスの発生+ミスに対するリカバリー対応
といったことでスタッフの時間が取られていました。
今はロボに任せているので、
「ミスが無くなったこと、ミスに対する対応が無くなったこと」
という成果が。
人がやると時間がかかるうえに、ミスが多く、
この手間のかかる業務を自動化できたらいいなと思っていたこと、
実現できたことがまず大きかったとのことです。
そして何より、
「今まで兼務で対応してもらっていたスタッフに対しても、他の業務に集中できる環境が作れて良かった」
と担当者様がお話されていたのが印象的でした。
◇RPAで働き方を変える
今回のインタビューで終始お話されていたことは、現状と将来への危機感でした。
「コロナによって急速に経営環境が激変してしまった。
今までの仕事の仕方では通用しない状況になっているところを対応するには、
ロボパットのようなRPAやITツールを活用することで、短期間で働き方を変えていく必要がある!」
そういった思いを話されており、実際に限られた人員で環境適応しようと努力し、
軌道に乗せる流れを作っている姿は、本業以外の事業を強化したいが
人手が足りないので身動きが取れない、
とお悩みの企業にとって一つのモデルとなるようなケースだなと感じました。
◇おわりに
ロボパットの導入企業様の中には
ロボパットを「新しく人を雇用して育成する」
ことと比較して費用対効果を判断される方も多いです。
採用でお悩みの中小企業様は、一度RPAの導入をご検討いただいてもいいかもしれません。
社員一人の人件費とロボパットのランニングコストを比較すると、
費用対効果のハードルがほぼなくなることも導入企業様で共通の認識となっています。
そしてそういった認識で導入されますと、本当に人が入社する時と同じように、
ロボパットをインストールしたPCについて、新しく入社してきた新入社員のように
社員IDを割り振り、メールアドレスを与え、名前をつけて運用している企業様もあります。
今回インタビューしました企業様のように、ロボパットに仕事を任せていただけますと幸いです。
「こんな難しそうなことできるのかな?」
「どうやって進めていけばいいのか見当もつかない・・」
そんなお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。