!!業界別DX最前線!!
第1回
◇医療業界の DX を推進したい◇

【業界別DX最前線】シリーズでは、業界別で今まさに業務効率化に奮闘されている方の事例をご紹介していきます!

栄えある第1回目は、医療業界!!
是非ご一読ください。

◇医療業界の DX を推進したいという熱意
今回、ご相談いただいたのは A 総合病院、医療 IT 担当者の T さん。
Tさんは、グループ全体の DX 推進も担当されており
・医療現場の労働環境悪化の改善
・限られたリソースの中でどの様に医療の質を上げていくか?
という大きな課題感をお持ちで、 医療 IT 担当の視点から解決していきたいとご希望されておりました。

少しでもDXを医療業界全体に広げたいという熱意をお持ちのTさんとのお仕事は本当に勉強になり
また、熱い思いを共有させていただける素晴らしいものとなりました。

 ◇まだまだ IT ツールを上手く使いこなせていない・・
Tさんが一番最初に自動化されたのは電子カルテ業務。
医師の先生や看護師さんが多くの事務作業をアナログで行っており まだまだ効率化出来ていないのが課題でした。
そこで、電子カルテにまつわる仕事の自動化を積極的に進めていきました。
現在稼働しているロボットは、レセプト業務や資料作成などを含めると20 個以上あるのですが、
その中で自動化効果の高い順に3つ挙げさせて頂くと
・電子カルテ内の「記載漏れ」をチェックするロボ
・カルテ記載漏れの確認ロボ
・看護師さんのリストチェックを変わってくれるロボ
だそう。

特に電子カルテの「記載漏れ」をチェックは、チェック 1 回の時間は短いのですがそれが忙しいときに重なると
本当につらかったそうなので、1番効果が高かったそうです。

◇自動化業務の選定の仕方
自動化業務選定にあたり、キーワードとしたのは
・削減時間は気にしない
・面倒だと思う業務
・現場の方が楽になる業務

先生や看護師さん、他のスタッフに面倒な業務をざっくばらんに教えてもらう会を企画し
皆さんで話し合いをしたのが良かったとおっしゃって頂きました。

A 総合病院の担当者は、Tさんはお話の中で「医療の質を高めていきたい」と何度もおっしゃられ、 こんなリーダーだとついて行きたくなるだろうな、 と感じ、より一層これからもサポートさせて頂ければと思ったそうです。

以上、第1回は「医療現場の DX 推進」をお伝えしました。
DXについてどう進めたらいいか分からない・・と思っている方は 生産性向上の土台作りという視点でRPA をスタートしてみるといいかもしれません。 PC 業務における生産性向上イメージができれば、 RPA 活用だけでなく、社内デジタル化の耐性も社員に生まれさらなる DX 促進がスムーズになります。

「うちの病院だとどんな業務に使えるかな?」
「導入を考えているけど、どういう手順で進めていけばいい?」

そんなお悩みがございましたらお気軽にご相談ください。

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