RPAを導入する時に皆様が悩まれる大きな問題はこれ!
どの業務を自動化すればいいのか
ではありませんか??
せっかく、RPAの導入を決めるのだから導入効果の大きい仕事を自動化して費用対効果を上げたい!
そう思いますよね。
もちろん、それは間違いではありません。
でも、よし!じゃあ、どれが一番費用た効果が大きいのだろう??
あれかな?これかな??
と考え始めると、、、、
RPAの活用が上手くいかなくなってしまうことが多いんです。
自動化業務の選定プロセスの実例
先日、とある企業のRPA導入担当者様と一緒に自動化業務の洗い出しを行なっていました。
実際に業務をされている社員の皆様に、繰り返し行っている業務を一覧にしてもらったところ以下の作業が見つかりました。
作業 | 所要時間 |
・他部署から業務課へ商品の出荷依頼 そのためのデータ取り込み | 5分 |
・他部署から業務課へ商品の出荷依頼 そのためのデータ送信 | 5分 |
・他部署から業務課へ商品の出荷依頼 そのための納品書発行 | 5分 |
と細かい仕事が結構並びます。
『あーこんな仕事ばっかりじゃ、費用対効果は低いよね・・・。もっとガツンと減るものじゃないと導入の意味がないよね』と導入担当者様
さて、本当にそうでしょうか?
自動化の効果
実際、導入ご担当者様と一緒に、このお仕事をされている業務担当の方に話を聞いたところ
・上記の仕事は毎日ある。
・作業する時間が決まっているので時間が来たら、今処理している仕事を中断して作業をする必要がある。
とのこと。
忘れてはいけない、時間になったら処理しなければならない仕事は、担当にとって地味に精神的な負担になっておりまた、集中しなければいけない仕事がある時は、作業時間に被らないように調整する必要があったのでそれが残業の原因にもなっていたそうです。
そこで、上記仕事をスケジュールを組んで自動化をさせることにしました。
業務担当の方からは、
『仕事自体を忘れることが出来るので心理的負担が減り、作業に集中できるので業務効率が上がった!』との喜びの声を聴くことが出来ました。
自動化の視点を変えてみる
RPAの導入効果が大きいのは、作業量が多い業務ばかりではありません。
業務量に関係なく、なぜ負担になっているのかを業務担当者に聴くことで業務効率をUPさせる仕事を自動化できることがあります。
是非、そんな観点からも自動化の可能性を探ってみてください。
弊社では、導入ご担当者様と一緒に業務の洗い出し、自動化業務の選定を行います。
是非お気軽にお声がけください。